日高ヒスイ特集


知る人ぞ知る「幻のヒスイ」が今ここに!


日高ヒスイ特集


数奇な運命をたどった「第3のヒスイ」。採掘終了のため今では入手困難な超レアストーンです!



▲北海道・日高地方で採取した日高ヒスイで作ったブレスレットです。



▲まるで北海道という大自然のエネルギーを石に封じ込めたような、深いヒーリングパワーを感じます。



知る人ぞ知る「幻のヒスイ」が今ここに!


日本産のヒスイといえば、糸魚川産が世界的に有名ですが、実は他にも、日本各地でヒスイは産出します。
その中でも、知る人ぞ知る「幻の」と称されるヒスイがあります。
それが「日高ヒスイ」。
名前のとおり、北海道の日高山脈で産出する独特のヒスイです。


北海道の大自然を封じ込めたかのような石


画像をご覧ください。
ベースの色調は、グリーンとグレーが入り混じったような柔らかな緑色。そこに濃い緑色のラインが地層のようにうねっていたり、斑点状の模様を描いていたりします。ときおり、ハッとするような鮮やかな緑色のドットが浮かんでいる石もあれば、クリーム色の母岩と入り混じり、大空に浮かぶ雲と大地が一体化したような景色を見せる石もあります。
どの石も、北海道という大自然のエネルギーを、石という形あるものに封じ込めたかのようです。


健康、ヒーリング、不老長寿をもたらすパワーストーン


日高ヒスイのブレスレットを腕に通すと、柔らかく穏やかな波動が、ゆったりと全身に広がっていくのを感じます。心が落ちついていき、自然にふうぅっと息を吐いていたりします。石がリラックスさせてくれているようです。
ヒスイは古代から、「健康」や「不老長寿」といったヒーリング効果を願って身につけられてきましたが、日高ヒスイにもやはり同様の暗示があるのでしょう。
日高山脈博物館によると、北海道各地の縄文時代の遺跡から、日高ヒスイを使った装飾品が発見されているそうです。
遺跡に埋葬されるのは高位の人間に限られていますから、縄文時代から日高ヒスイはステータスシンボルであり、身を飾る美しい装飾品であり、そして健康と長寿をもたらすパワーストーンだったに違いありません。
しかしこの素晴らしい石の存在は、近年に至るまで忘れ去られ、1960年代に「発見」されたものの、数奇な運命をたどり、再び幻のごとく忘れられようとしています。


日高ヒスイの発見


日高ヒスイが発見されたのは、1966年。
当時、函館市在住の資産家・久保内貫一氏が、日高山脈には緑の石が多く見つかることからヒスイもあるに違いないと確信し、日高町の村上晃氏に探索を依頼したのがきっかけです。
調査をはじめておよそ2年後、そのときがやってきました。
アイヌ語で「鹿が登る上流の沢」を意味するペンケユクトラシナイ沢にて、ヒスイ様の石を発見したのです。
おりしも来日していたアメリカ地質調査所のコールマン博士と、北海道大学の八木健三博士が、その現場を訪れ、「ヒスイ発見」の記事を北海道新聞に寄稿。
これにより「北海道産のヒスイ」として一躍有名に。
採掘がさかんに行われ、加工品もたくさん作られて販売されるようになりました。


日高ヒスイは新種、第3のヒスイだった!


一方で、学術的な調査も進められました。すると不思議なことが分かったのです。
ヒスイと呼ばれる石はそもそも、単一の鉱物名ではありません。ヒスイ輝石を含むジェダイト(=硬玉)と、角閃石などを含むネフライト(=軟玉)の2種類を、総称した宝石名としてヒスイと呼んできました。
ところが、日高で見つかった緑色の石は、そのどちらも含んでいません。クロムを含む、クロム透輝石であることが判明したのです。
日高で発見された石は、ヒスイではなかった・・・のか!?
しかしこの石の運命は、陽転します。
研究にあたった地質調査所の番場猛夫博士が、日高で採掘されたヒスイ様の石は、ヒスイの特徴である織物状の構造をしていること、美しい色や独特の質感はヒスイと同質であることから、『北海道千栄産クロム透輝石ヒスイ』として学会誌に発表。これにより、日高ヒスイは宝石名として国際的にも認知されるに至りました。
つまり、日高ヒスイは、ジェダイトでもネフライトでもない新種、第3のヒスイとなったのです。


幻となって消えていった日高ヒスイ


ヒスイとしてのお墨付きを得た日高ヒスイは、ますます採掘され、装飾品をはじめとする加工品もたくさん販売されました。そのため産出は長く続かず、発見から3年ほどで原石の採掘は終了。加工品の販売も1970年代で絶えました。
こうして日高ヒスイは、縄文時代以降、長い眠りから一瞬だけ目覚めてその姿を現し、再び消えて幻となってしまったのです。
しかし今でも、日高の一部地域にて、ごく少量ですが、日高ヒスイ原石を採取することができます。
本ページでご紹介するブレスレットは、そうした希少な日高ヒスイ原石を加工したものです。
そのレア度は「超」がつくほど、入手困難。
石とのめぐり会いは、良縁に恵まれる瞬間に似ています。
改めて、画像をごらんください。
今、まさに日高ヒスイのブレスレットを目にしたあなたは、巡り合わせの瞬間にいます。
ぜひこの素晴らしい石を手元に引き寄せ、その柔らかで優しい波動を味わってください。
日高ヒスイが、あなたを待っています。
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