アメジストカペーラの解説


運気の好転を望むなら、絶対にひとつは揃えておくべき石!


アメジストカペーラ


災いを遠ざけ、財運の漏れを止め、幸せを積み重ねるために!



▲カペーラとは、ポルトガル語で「礼拝堂」の意味です。



▲紫色の部分がアメジスト、根本の白い部分は水晶(石英)、周りのグレーの部分はメノウです。


カペーラの内部は「聖なる空間」


パワーストーンで運気の好転を望むなら、絶対にひとつは揃えておくべき石、それがドーム状のアメジスト原石、通称アメジストカペーラです。
「カペーラ」とは、ポルトガル語で「教会」の意味。
ドーム状の形が礼拝堂を思わせることから、採掘地のブラジルでこのように呼ばれています。
教会とは言い得て妙で、後述するように、カペーラの内部は「聖なる空間」と呼べるほど、浄化と幸運のパワーに満ちているのです。


アメジストカペーラの生成と採掘


火山活動により、玄武岩が形成される過程で、その内部に空洞(ジオード)が生じます。そこにミネラル分を含む熱水が進入し、結晶化していくことで、水晶、アメジスト、カルサイトなど、様々な鉱物が成長していきます。つまり空洞は、多様なクリスタルを育む孵卵器(ふらんき)のような役割を果たすわけです。
アメジストの採掘量が世界一といわれる国はブラジル。
同地の鉱山では、山に対してトンネルのように横穴を掘っていき、アメジストの結晶が見えてくると、空洞に穴を空け、中の状態をチェックし、きれいなアメジストであれば周りを採掘していきます。うまく丸い状態で採掘できれば、縦に切断し、ペアのアメジストカペーラとなります。しかし途中でどちらかが壊れてしまうこともあるため、ペアで採掘できたものは希少です。


強力な浄化パワー


アメジストのパワーとして筆頭に挙げられるのは、その強力な浄化力です。
和名で「紫水晶」と呼ぶように、高貴な色として知られる紫色を発色した水晶であるため、邪気を無毒化・消滅させてしまう力は折り紙つき。
そんなアメジストの結晶がびっしりと生え、ぐるりと取り囲んだドーム状の空間、それがアメジストカペーラというわけですから、その内部は完全に浄化された「聖なる空間」と呼びたくなるのもお分かりでしょう。
外出先で付けていたブレスレットやアクセサリー類は、アメジストカペーラの中に置くだけで、きれいに浄化されてしまいます。


風水の基本ツール、凹面鏡に通じる働き


アメジストカペーラは、風水的にも非常に優れた働きがあることで知られています。
風水の基本ツールのひとつとして、凹面鏡があります。内部が凹んだ鏡のことで、邪気がやってくれば内側に集めてもみ消し、幸運の気がやってくれば内部に貯め込んで増幅するとされます。
アメジストカペーラは、まさに天然の凹面鏡のような働きをしてくれます。
凹んだ内部で邪気を浄化してくれることは前述のとおり。
加えて、もともと多様なクリスタルを育む孵卵器としての働きがあるため、「幸運の気」を集めて増幅してくれる作用にも優れているわけです。

▲左側は凹面鏡が邪気を内部でもみ消す原理。カペーラも同様の働きをします。


財が漏れる「漏財宅」の間取りに


アメジストカペーラをぜひ置いていただきたいお宅は、「漏財宅(ろうざいたく)」という間取りです。読んで字のごとく、財運が漏(も)れてしまうお宅のこと。
具体的には、玄関から入ってその正面に、窓やベランダがある間取りです。


▲漏在宅のサンプル。

こうした間取りでは、玄関から入ってきた気が直進して、そのまま外部に抜けて行ってしまいます。家屋内に気が巡回しないため、住人に十分なエネルギーが行きわたらず、とくに財運面に悪影響を及ぼすとされます。
そこで、上図ですと窓際など、玄関からの延長線上にアメジストカペーラを置けば、幸運の気を逃さずに貯め込む働きをしてくれます。
もちろん、漏財宅でない間取りでも、玄関と向き合う形にアメジストカペーラを置くことはおすすめです。外部から入ってくる邪気を浄化し、幸運を貯め込む作用を日常的に行ってくれますので、自然に災いを遠ざけ、幸せを積み重ねて行く手助けをしてくれるでしょう。


金運アップしたいなら


アメジストカペーラは大小さまざまなサイズ、さまざまな形がありますので、選ぶ楽しさもあります。
もしもペアのカペーラが手に入るなら、玄関の両脇に置くことで、狛犬を置いたごとく完璧な防御を敷くことになります。
また、内部にカルサイトが結晶しているタイプは、金運をアップしてくれるともいわれていますので、おすすめです。カルサイトが付いていないタイプでも、内部にルチルクォーツなど金運系の石を置くことで、同様の作用を期待できます。
この機会に、あなたのお家の玄関にもアメジストカペーラを置いて、開運の一歩を踏み出してください。


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